過ぎゆく日々に

乳がん振り返りと日々の出来事をつらつらと

乳がんが見つかるまで(5)

2021年12月の人間ドックで引っかかり、年末に細胞診をやり、もやもやした気分で年末年始を過ごし、年明け再度病院へ。

結果は「粘液がんを疑わせる所見」とのことで、マンモトーム生検を実施。生検で確定診断になるけれど、現時点で乳がんは確実なので、生検の結果が出る前に手術日も決めて、手術に向けての検査も進めることに。

先生が1人しかいないので、手術は週1回しか実施していないものの、1月13日に生検を実施してから1か月経たない2月9日手術に決定。

そんなこんなで、検査に入院準備に仕事にと慌ただしく、気持ちを整理する時間もなく日々は過ぎていくことに...。

乳がんが見つかるまで(4)

2021年12月の人間ドックのマンモグラフィで引っかかり、紹介状と画像ROMを持参して年末に病院へ。

まずはマンモの画像を見ながら説明を受け、その日のうちにエコー検査を受けて、再度診察室へ。てっきり、検査予約してまた後日にでもなるのかと思っていたので、時間の無駄にならずに良かった。

エコー検査の結果は、境界明瞭、形は歪ではなく、大きさはギリ良性の範囲内、年齢的にも乳がんとは言い切れないんじゃないか?様子見にして1年後再検査でもいいけど?と、乳がんではない「かも」しれないといった方向へ進んでいたものの、姉が乳がんになっていたので、念の為、エコーガイド穿刺吸引細胞診を行うことに。

細胞を取った後、嫌な静けさが...。そしたら先生、乳がんには粘液がんという種類があって...と説明を始める。もしかしたら粘液がんかもしれないと。

粘液がんを調べると、乳がん全体の約3%の特殊がんとのこと。リンパ節への転移が少なく、比較的予後は良好らしい。

年末だったので、通常よりも検査結果が出るのに日数がかかるとのことで、不安な年末年始を過ごすことに。

乳がんが見つかるまで(3)

最初の乳がん検査から10年以上経ってから、初めてマンモで引っかかって要精密検査に。

数か月前に全身がん検査で異常なしだったし、どうせ問題なしなんだろうと、病院を詳しく調べず、人間ドックやった所の系列の総合病院へ行ってみた。

すぐに予約も取れて設備も綺麗で先生も丁寧の人だったけれど、かかりつけの呼吸器内科の先生に、某有名病院を紹介したのにと言われてしまった。

でも、某有名病院だと通うの超疲れるし、近場の大学病院だとベテランの先生とは限らない&ずっとは見てもらえないし、そう考えると選んだ総合病院は10年間フォローしてくれるし、先生1人しかいないから全部把握してもらえるし、良かったのかも。

ただ、先生60超えてるから、途中で替わるのは確実だけど。

 

乳がんが見つかるまで(2)

過去の検査結果を振り返ってみたら、視触診で1回引っかかっていた。でも、マンモとエコーで問題なしだったら、そっち信じちゃうよ。

2016年に厚生労働省のがん検診の指針が「視触診は推奨しないが、仮に視触診を実施する場合はマンモグラフィと併用すること」と改正され、視触診をやるところは減っているらしい。かくいう私も2020年からの検診は、マンモとエコーのみになった。

【2011年】異常なし←痛みは乳腺炎

【2012年6月】異常なし

【2012年12月】乳腺のう胞(左)

【2014年2月】乳腺のう胞(両)

【2015年2月】乳腺のう胞(両)、触診にて乳腺腫瘤疑い(左)←マンモとエコーで大丈夫だから1年後再検査との評価(触診はこの時しか引っかからなかった)

【2016年1月】乳腺のう胞(両)

【2017年3月】乳腺のう胞(両)

【2020年1月】異常なし←仕事が忙しくて期間が空いてしまった

【2021年1月】乳腺のう胞(右)

【2021年7月】DWIBS検査にて異常なし←全身がん検査(MRI、CT)でお高い金額だったけれど、脳から子宮まで検査できるから奮発してみた

【2021年12月】良性石灰化(右)、乳腺のう胞(右)、腫瘤陰影(左)←数か月前にお高いお金払って全身がん検査やったのに、まさかまさかのマンモで引っかかった!

乳がんが見つかるまで(1)

44歳で乳がんが発覚して術後1年半があっという間に経過してしまい、気持ちを整理するためにも、書き記してみようかと...。

遡ること12年前の33歳頃のこと。

左乳房内側上部に強烈な痛みが発生し、圧迫すると少し楽になるが痛くて堪らないので、会社を休んで病院で触診&マンモグラフィ&エコー検査(たぶん)を受診。

診断結果は「乳腺炎

問題ないですと言われたものの、その後も毎月生理前に痛みに悩まされ、でも、その後の検査でも問題なしだしと、もやもやするものを抱えつつ過ぎ去る日々。

まさか、丁度その位置に「2.1cm×1.0cm×1.0cm」の乳がんが発覚するとは思いもよらず.....。